現在2020年8月6日13時28分である。
麻友「今日は、早い時間から、始められたのね。昨晩は、よく眠れた?」
私「22時半頃眠ったけど、2:00頃、3:41頃、5:53頃、と、目が覚めてる。3時41分に、目が覚めたときに、冷房が効きすぎているのかなあ?と 思い、エアコンを切った。そうしたら、5:53に起きたとき、寝間着に、ぐっしょり汗をかき、寝間着を脱いで、昨日昼間着ていた服に着替えた。もう、起きるつもりだったが、眠くなり、6:59~7:32昼寝。また、汗をかいたので、エアコンをつけ、今日の服装にして、パソコンを始めようとするが、眠くなり9:30~11:26昼寝。それで、起きられて、昨日3合炊いた、釜飯の、残り1合半で、朝食。12時15分から、13時10分までかけて、一昨日、昨日の、出納帳をつける」
若菜「2日分の出納帳つけるのに、1時間掛かるんですか?」
私「普通の人は、レシートを元に、出納帳をつける。だが、私は、Suica で払ったものや、レシートがなくなってしまったものも、全部書いている」
結弦「どうやって?」
私「いくら言っても、信じないだろうから、見せてあげるよ。7月28日からのだ。
若菜「これ、どう見るんですか?」
私「7月27日の5200と書いてある欄が、支出、その次の列が、収入、3200と、書いてある欄が、今財布にいくら入っているか」
結弦「貯金(5200)(0)(23,473)というのは?」
私「財布に入ってないけど、使えるお金が、5200円あるということ、0というのは、以前、Mathematica のために貯金してたとき、貯金のうち、他のことに使って良いお金として書いていたものの、名残。23,473というのは、Mathematica のために、貯金していて 3月25日の最大瞬間風速だよ」
麻友「貯めていたけど、他のことに使わざるを得なくて、取り崩しちゃったと、言ってたわね」
私「だから、これは、記念に書いてあるけど、こんなお金は、ない」
若菜「どうして、5200円も、貯金したんですか?」
私「7月30日に、貯金を財布に戻して、ヤクルトレディに、3178円払っているだろう。このためだよ」
結弦「ヤクルトレディって、お母さんが、コマーシャルやったから、『ヤクルト400』と、『ヤクルトのはっ酵豆乳』を、注文したって言うのだよね」
若菜「そうなんだ。だから、ほとんど1日に2回『ワンダ』ってあるのも、お母さんが、コマーシャルやったからなんだ」
私「きちんと、説明しておくとね、ワンダモーニングショットを飲むと、本当に、眠気が覚めるの。だから飲んでる。だけど、ワンダモーニングショットを、飲むとき、麻友さんと、間接キスしているんだと、思っているのは、本当。ヤクルトも、飲み始めたら、下剤がいらなくなった。だから、飲み続けている。麻友さんからのプレゼントだと思っている」
麻友「太郎さん、そんな秘かな楽しみを、公開しちゃうなんて」
私「言わなきゃ、伝わらないんだよ。
♪好きならば 好きだと言おう
♪誤魔化さず 素直になろう
♪好きならば 好きだと言おう
♪胸の内 さらけ出そう
(AKB48の歌『会いたかった』より)
だろう」
若菜「ポートへ行ったのも、京浜急行も、バス代も書いてある。どうして、支出と収入の両方に、 252 | Suica 252 | 1134 みたいに、書いてあるんですか?」
私「普通の人は、Suica にチャージした額だけ、出納帳に書いて、安心してしまう。だが、Suica の中身が、いくら遣われたか、書いておかないと、本当にお金をいくら遣ったのか、分からない。そこで、私は、-252+252 という意味で、財布からお金は減らないけど、自分が遣った額を、出納帳に書くことにしたんだ」
麻友「生活費とか、夕食費とか、ポート交通費とか、新聞代、とか、もらってるわね。3日を2000円で、生きているというのは、ウソだわね」
若菜「夕食費というのは、何なんですか?」
私「本来、生活費は、朝食、昼食、のためのもので、夕食は、実家へ行って、ご馳走になることに、なってた。ところが、新型コロナウイルス騒動のために、血液の免疫のガンである父が、私と会うと、寿命が縮まるなどと、母が言い出して、夕食を食べさせてもらえなくなった。それで、1日500円、3日で1500円、夕食費として、もらうこととなった」
結弦「一応、理由があるんだな」
麻友「『なぜか、500円多い』なんていうのも、あるわね」
私「人間が、自分の財布を管理しているから、『どうして、500円多いのだろう?』ということもある。この場合、後で分かったが、計算間違いしていた。ただ、ここで、どうも、1日に3回、ワンダモーニングショットを、買っていたようだと判明したので、書いてある。Excel で、管理していると、間違ったところを消してしまった場合、後で、分からない。シャーペンで、書いてあると、消しゴムで消しても、跡が残る。これが、重要。簿記などで、昔、つけペンで、帳簿をつけさせられたのは、不正を防ぐためだったと思う」
若菜「『3495冊』というのは?」
私「今までに、父のために作ってあげた、本のリストの総数」
結弦「あっ、次のページで、+16冊 になってる」
麻友「あっちこっちに、(残1487)とか、(残588)とか、あるのは、Suica の残高なのね」
私「まさにその通りだよ。オートチャージにしてないから、遣った額を計算すれば、残額が分かる。だけど、ときどき、履歴を印字して、比較しているよ」
麻友「ウーン、確かにこんなことやってたら、2日分でも、1時間かかるの、当然だわ。最後に聞かせて、一番下の、『4663(ギフト)』というのは、何?」
私「目の付け所が違うね。これは、『ハチミツとクローバー』の次の巻以下を、Kindleで買うための、アマゾンギフト券のチャージ残高だよ」
麻友「納得。『ハチミツとクローバー』どこまで読んだ?」
私「1巻の chapter.5 に入ったところ」
麻友「まだまだ、楽しめるわね」
私「こういう計算をするためだけに、数学はあるのではない。『キラキラ』の計算、再開するよ」
結弦「昨日、
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私「大丈夫だって。まず、整級数の収束半径というややこしい話が出て来るが、それは、オミット。
関数 は、解析関数 と、解析関数 と、解析関数 の足し算引き算掛け算割り算で、できているので、解析関数なんだ。
だから、
というように、整級数展開できるはずだと言うことになる」
*******************************
というやり取りが、あったけど、この、
というのが、収束半径とかいうものなの?」
私「そう。数列が、収束するか、発散するか、というのは、難しい問題で、数列が収束するかどうか判定するアルゴリズムはないと、結弦のお父さん、つまり甥のお父様、要するに、妹のご主人様が、言ってたように、覚えている」
若菜「さすが、情報科学科で、コンピューターに、詳しい」
私「この場合、原点から半径 の円内の複素数で、収束するのだけど、それの証明は、取り敢えず今は、オミットするということだ。オミット、つまり、(割愛する)ね」
麻友「整級数展開できるはずだと言ってるけど、この とかいうのは、一通りに、決まるの?」
私「どんどん、聞いて良いよ。整級数展開の一意性、テイラー展開の一意性というのは、証明できるんだ。だから、この整級数の係数ということで、数列 は、きちんと定義できる」
麻友「ああ、こういう式なのね。具体的に書いてよ」
私「ごめん、いつもの数学者の常識で。さて、今度は、これの、逆数を、考える。割り算するだけだから、逆数も、解析関数。どういうことかと言うと、
を、考えるということ」
若菜「計算したくないですね」
私「それは、右辺を見ているからだ」
結弦「左辺は、
だから、
であることを、用いて、 を左辺に移して、
となる。欲しいのは、これを、 で割った式。割っちゃって、いいのか? まあ、やってみよう」
あれっ、これは、
ということで、整級数展開求められた」
若菜「やったね。結弦。じゃあ、今度は、私が。逆数だったのだから、
だけど、左辺の分母を、両辺に掛けると、
となる。これを、計算するのよね。『数学ガール』では」
結弦「お姉ちゃん、分かってるの?」
若菜「まず、和を、具体的に書く、
そして、次数の低い方から、式の展開をしていく。
と、なって行くんだけど、左辺を見てよ。ただの なのよ。だから、右辺は、最初の を除いて、全部、係数ゼロなのよ。だから、
だから、
より、
と求まる。これを、どんどん高い次数に、進めていくと、ここからは、お父さんが、専門家ですね」
私「うん。この、一連の については、次のように、綺麗に漸化式が書ける」
この、 は、ベルヌーイ数と呼ばれるので、 と書く。本人の没後1713年に刊行された『推測の技術』という本に、ベルヌーイが、書いていたからだ。リーマン・ゼータ関数の偶数での値を計算するのに、これが、非常に役に立つ。だが、それだけに、役立つのではない。若菜が、私を、専門家だと言ったのは、私が高校2年のとき、
の公式を、 が一般の自然数の場合に求めようとして、私が半年がかりで、この数列に辿り着き、私が太郎なので、太郎数ということで、 として、数学の担任の木村先生という人に、レポートとして提出した。これは、さらに河野先生という人が、証明を補ってくれて、広島県高等学校教育研究会(数学部会)の1990年の会誌第25号に掲載された。私の印刷された、唯一のレポートである。だが、私は、上のように、漸化式として、すなわち、 の方から、順番に求めていくことしか、できなかった。いきなり、大きな を、与えられたとき、すぐに、 を答えることは、できないのだろうと、思っていた。しかし、誰もが不可能と思うことを、やってのける人が、いるもので、一般の について、いきなり を求める公式を作った人がいる。雑誌『数学のたのしみ』第8号(確率論の広がり)に、志賀浩二(しが こうじ)さんが、『あんな話,こんな話 ベルヌーイ数の一般公式』という記事を書いたら、2カ月後の(隔月刊なので)第9号で、
あんな話,こんな話(補遺)
前号の「あんな話,こんな話」でベルヌーイ数の一般公式について書いたら,それについて九州大学の金子昌信氏から,クロネッカーに遡る
という公式があることを御教示いただいた。
なお,この公式にはさまざまな variation があり,それについては
Gould : Explicit formulas for Bernoulli numbers, Amer. Math. Monthly 79(1972),44-51
に書かれているとのことである.
と、補遺を書かなければ、ならなくなった」
麻友「ちょっと、待って、と、 の、関係は?」
私「先に言っちゃうと、 というのは、 のときだけ、 ではないんだけど、 以上の奇数のときは、全部 なんだ。だから、無駄を省くために、
と置いて、 の方を、ベルヌーイ数と呼ぶこともある。マイナスを、掛けているのは、私が導いた方の小文字の の方は、やってみせると、
という漸化式で、
では、さっきやったように、
として、
から、
として、
で、 と、 を代入して、
より、
だから、
と、求まる。もうちょっとやらないと、分からないね。
として、
で、 と、 と、 を代入して、
より、
だから、
から、
と、求まる。言ったでしょ、 以上の奇数のとき、ゼロになるって。
もう一回だけやろう。
として、
で、 と、 と、 と、 を代入して、
より、
だから、
から、
で、通分して、
足し算して、
さらに、通分して、
足し算して、
だから、
と、求まる。マイナスとプラスが交互に現れる、というのも、確かめられたね」
麻友「太郎さん、こんな計算、間違いなくできるの?」
私「そんな、神様みたいな人、いるわけないじゃん。答えが合わなくて、7回くらい計算やり直した」
若菜「ほっとします」
結弦「それで、リーマン・ゼータ関数の話は?」
私「今日は、許して。もう、10490文字書いてて、22時21分なんだ」
麻友「出納帳の話もあって、今日は、面白かったわ」
私「じゃあ、解散」
現在2020年8月6日23時18分である。おしまい。