相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

明け方に産まれる何か

 現在2020年9月21日19時14分である。

私「今年の1月7日に投稿した、『相対論への招待(その15)』という投稿で、上の題名の投稿を、必ずするから、と言いながら、今まで、8カ月もほったらかしになっていた」

麻友「そんな話、蒸し返しても、私は、太郎さんになびかないわよ」

私「麻友さんが、どう思うかは、ともかく、麻友さんとの約束が、破られるなんていうことが、あってはならない。どういう話だったかを、書いてみようと思う」

麻友「短く纏めてよ」


私「うん。『明け方に産まれる何か』というのは、私の身体から、明け方に、何かがたくさん産まれて、最初のひとつは、大切にされるが、残りの子供達は、踏みつぶされて殺される。だけど、一部は、逃げていってしまう。そして、夢が覚めると、汗をかいている。という夢なんだ」

麻友「それで?」

私「これは、京都で倒れた日の朝かなにかに、見た夢だったのだが、一昨年にも、ほとんど同じ夢を見た。麻友さんと、直接結びつける気はない。ただ、麻友さんが、この夢の説明で、私がはっきり書けていない部分を、説明して、この夢に何か意味があるのなら、解明したいと思っている」

麻友「結局いつもの、冒険したいなのよね。夢の解明より、数学の解明の方が、よっぽど役に立つわ」

私「そう思うかい?」

麻友「太郎さんが、夢占いなんて、自然科学の良心の名が泣くわ」

私「分かった。あくまでも、科学者として生きよう」

麻友「私がいないと、駄目なの?」

私「麻友さんに説明しようと思わないと、本気になれないんだよ」

麻友「でも、私、説明されても、分からないんだけどね」

私「説明してて、これくらいの数学の素養がある人だったら、これは分かるわけないな、とか、これは、確実に分かるだろう、とか、ある程度は分かるんだよね。ファインマン物理学のⅤ巻の最後に、ファインマンが、一言書いている。


ファインマン「私は、クラスの一番優秀な子でも、すべてを理解できると言うことはできないようなレヴェルの授業をした。一方で、クラスの一番出来の悪い子でも、各授業で、何かひとつは、得られるようにも、気を配った」


麻友さんが、全部、理解しているなんていうことは、初めから想定していないんだ。その代わり、重要なことは、何度も説明している。またあれか、と思うようになったら、麻友さんも実力がついたということだ。そういう意味で、『フーリエの冒険』を、読むこと自体は、良かったのだが、あの本、もの凄く絵が多いんだよね。全部、スキャンしてたら、ブログ読むより、元の本読んだ方が、ずっと良い。そういうわけで、あの連載は、中座しているんだ」

麻友「太郎さんに取って、私は、文系の高校卒の普通の女の人として、十分役目を果たしているのね」

私「もちろんだよ」

麻友「私、太郎さんの役に立ってるんだ。ちょっと嬉しいな」

私「今日は、これで、終わりにしよう。おやすみ」

麻友「おやすみ」

 現在2020年9月21日21時10分である。おしまい。