現在2006年9月13日5時05分です。
今日は笑っちゃった話を一つ。
会社に来た銀行からのお中元の一つに、ショッピングバッグがあったんです。それを開けようとしたときのこと。
取り扱い上の注意
汗や雨などの水に濡れたまま他の繊維などの上に放置したり、摩擦すると汚染するおそれがありますので、ご注意下さい。
と、書いてある。
汚染!!
どう読んでも字の間違いではなさそうだ。これを書いた人は、汚染という言葉の意味を知らないのだろうか?
と、思いつつも辞書を引いてみた。
おせん[汚染]①【文】よごれ。しみ。②【理】細菌・ガス・放射線などの毒がついたりしみこんだりして、よごれること。
えっ! 普通のよごれやしみにも汚染という言葉を使うの???
しかも文系と理系で別れているのか? つまり理系の私は、②の方を思い浮かべたけど、恐らくこの商品を作った、文系の人は、違う思考回路を持っていたのか? 文系と理系の間には、これほどまでに意識の違いがあったのか。
日本社会の谷底を見たような気がしながら、私は科学者として当然のことながら、その辞書の凡例を見た。
【文】文章語
【理】物理・化学
なーんだ。文と理って文系と理系の違いじゃなかったのか。でも、そうすると、私は文章語を知らないということだったのだ。
だが、私と同じ感じ方をする人は、多いと思う。「汚染」という言葉を聞いて、環境汚染などの事をイメージする人の方が普通だと思う。そう思っていること自体が、私の国語力の無さかも知れないが、皆さんはどう思います?
「汚染」って聞いて「しみ」だと思う人いますか?
今日はここまで。
現在2006年9月13日5時30分です。おしまい。