相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

駆け落ちのシミュレート(その41)

 現在2021年9月22日20時43分である。(この投稿は、ほぼ3039文字)

麻友「太郎さん。折角私が、この太郎さんの、下宿に来ているんだから、色々教えて欲しいわ。太郎さんの一番大切な本は?」

私「簡単に、ひとつには、絞れないけど、もしなくなっても代わりが効く本と、代わりが効かない本がある」

麻友「代わりが効かない本は?」

私「もう、原型を留めてないけど、愛読書ナンバー2の『数学基礎概説』と、愛読書ナンバー3の『数Ⅲ方式ガロアの理論』だね」

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麻友「どっちも、綴じてあったのが、バラバラになってるのね」

私「うん。こんなことになったのは、人生で、この2冊だけ。以前は、こうだった」

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麻友「私、勉強したのよ。一昨年暮れに、最後のファンクラブイヴェントやってから。まず、太郎さんが、口を酸っぱくして言っていた、選択公理というものが、どういうものなのか、調べた」

私「へー、どこまで、分かったの?」

麻友「証明は、分からなかったけど、まず、自分の立場を、明確にしないと、数学を論ずることもできないと、分かった」

私「立場って?」

麻友「簡単に言うと、どれだけの公理を、認めるか、よね」

私「そうだね」

麻友「そして、太郎さんが、いつも言っていた、ZF(ツェルメロ・フレンケル)の集合論というものに、ぶつかった。公理が9個くらいに、圧縮できるのよね」

私「うん」

麻友「そして、それに、選択公理(Axiom of Choice)を、加えたものを、ZFC と、書く」

私「結構、勉強した」

麻友「これで、終わりじゃないのよ。なぜ、太郎さんが、あんなに選択公理のことに、拘っていたか、分かってきたのよ。『もし、ZF が、無矛盾なら、ZFC も、無矛盾』だと、証明でき、『もし、ZF が、無矛盾なら、ZF に、選択公理の否定を加えても、無矛盾』だと証明されているのよね。つまり、数学の築き方は、ひと通りではない」

私「どうやって、そんなに、勉強したの?」

麻友「色んな先生に、『じぇーんじぇん、分かりません。先生教えて~』を、やったのよ。初めのうち、辛かったけどね」


私「すごいよ。それだけ吸収できるなんて、麻友さんの中に、数学を分かりたいという強い願いがあったんだね」

麻友「太郎さんが、数学が面白いというの、少しは分かった。ただ、証明は、辛いわね。でも、『ギリシャ人以来、数学とはすなわち証明である』(ブルバキ)だったわね」


 昨晩は、ここまで書いて、眠くなり眠った。



 現在2021年9月24日18時50分である。

麻友「昨日は、結局、書かなかったのね」

私「私、発見したんだ」

麻友「時刻の刻印は?」

私「2021年9月24日20時53分だよ」

麻友「ほとんど、今じゃない」

私「そうだよ」

麻友「何を、発見したの?」

私「渡辺麻友さんは、私を好きではないということ」

麻友「それを、聞いて安心したけど、太郎さんは、どうやってそれを発見したか、言いたがるから、言わせてあげる」

私「これまでのブログの勢いからして、この投稿が成立するのは、必然とも思える。麻友さんが、私と話を合わせようと、数学の勉強をしていた、というのは、有り得そうだ」

麻友「まあ、前件が偽なら、どんな結論も許されるのだったわね」

私「だけどね、私、気付いたんだよ。いくら恋人を喜ばせようと思ったにせよ、1年以上、恋人を放っておくというのは、やっぱり有り得ない」

麻友「そうなのよ。もし、数学を勉強したいなら、誰よりもまず、太郎さんに聞いていたはずよ」

私「いいよ。麻友さんのこと、自由にしてあげる」

麻友「ブログは?」

私「このブログ自体は、私の辞書にもなってるから、残すけど、以後、生きている麻友さんは、登場させない」

麻友「生きているって?」

私「分子生物学の女の人、とか、クロイツェルソナタの女の人、というように、かつて好きだった女の人が、登場したように、『麻友さんとは、こうだった』という過去の記述はあっても、麻友さんが、しゃべったり、子供に話しかけるのは、なくすべきだな」

麻友「そう」

私「ただ、麻友さんがいないと、子供達が、登場できないんだよな」

麻友「太郎さん、私に説明しようと思って、レヴェルを下げすぎなのよ。大学で、藤居さんや藤田さんや川口さんと、手加減せずに会話していた頃のように、思いっきり書いたらいいわ。『あれは、私ではない』と、はっきり言うから、渡辺麻友の名で、語らせてもいい。京都大学理学部数学科のミルカこと、渡辺麻友というのを、誕生させてよ」

私「文系の高校卒の女の人では、何も説明できないのは、確かだ。

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などのような、本気で取り組もうという人に取っても、読み甲斐のあるものに、しよう」

麻友「私、もっと前から私を、『恋人と思うのでなく、数学を語り合う対象と、見て』と、言いたかったの。でも、お母さんに、『きっと、あの人は、気付いてくれるから、待っててごらん』と、言われてたの」

私「最初っから、矛盾しているなあ、とは、思ってたんだけどね」

麻友「矛盾って?」

私「

♪確かめる必要ない、私のこととかどう思っているかなんて、

♪言葉より信頼できるのは、明日(あす)も会っていること

(麻友さんのソロ曲『出逢いの続き』の歌詞より)

だろう。毎日会っていないのに、恋人なんて、有り得ないよ」


麻友「太郎さんは、好きだった人は、いつまでも、好きだと言ってたわね。ヴァイオリニストでは、前橋汀子さんが、一番好きだけど、諏訪内さんも好きだったはずね。ネットを『諏訪内晶子 バッハ』と、検索してご覧なさい。諏訪内晶子さんが、11月24日に、バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)を、発売するそうよ。しかも、初回限定盤は、SACD だって」

私「そんな、2カ月も先のことまで、分かるの? でも、麻友さんに振られた直後に、諏訪内さんなんて、ちょっと恨まれそう」

麻友「どっちによ?」

私「あ~、いや、両方」

麻友「じゃあ、これで、さよならよ」

私「麻友さん。私が、こんなに愛した人は、かつていませんでした。好きにならせてくれて、ありがとう。ツイッターのプロフィールなども、追って書き直します。さようなら」


 2021年9月24日22時29分。渡辺麻友さんとの恋愛は、終わりました。今後も、渡辺麻友さんという登場人物が、ブログに現れるかも知れませんが、それは、AKB48 にいたまゆゆでは、ありません。

 現在2021年9月24日22時33分である。おしまい。