現在2018年3月20日14時31分である。
「太郎さん。ファンクラブに入ってくれたのね」
そうだよ。
AKB48の二本柱の会は、年会費630円だったのに、麻友さんのファンクラブは、月額540円って、ものすごいぼったくりだと思ったけど、麻友さんの情報を得るために、仕方がなかったんだ。
「私も、AKB48にいたときは、ファンの人が大勢いるし、CDの売り上げもあるし、動画配信とかたくさんあったし、仕事もいっぱい舞い込むから、年会費630円で、充分だったけど、独立して、ファンの数も減って、ファンクラブにわざわざ入ってくれる人も減って、月額540円でも、スタッフの人達を食べさせてあげるのが、やっとなのよ」
麻友さんも、社会の苦労が、ちょっとは、分かってきたか。
「でも、よく太郎さん、クレジットカード持ってたわね」
私は、実際は、裕福な家庭の子供だって言ってるでしょ。
クレジットカードは、以前、ちらし配りの仕事をしていたとき、きちんとした審査を通過して、作ってあったんだ。
それを、今回初めて使ったの。
「太郎さんって、全部手の内見せてるようで、まだまだ武器を隠してるのね」
そういう男の人の方が、付き合ってて、面白いでしょ。
「それで、今日のこの題は?」
今、国会が、偽証を問われて空転しているでしょ。
私は、麻友さんに、嘘はつかないと、約束してるんだけど、ブログを書いてて勘違いを書いてしまうことって、どうしてもあるのね。そのひとつが発覚したので、この記事にしたんだ。
「いったいどれが嘘だったの?」
ドラえもんのブログの記事なんだけど、このブログとも関係あるから、こっちで謝ろうと思う。
2018年1月11日の
という記事で、
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「でも、現実問題として、そんなことは無理よ。お金も稼がなきゃならないし」
その根本の価値観が揺らごうとしているんだ。
「どういう風に?」
以前から話している小林りんさんに勧められて『日経ビジネス』という雑誌を時々読んでるんだ。
「それで?」
去年日本でも大幅な予算が付いて、量子コンピューターというものの開発がどんどん進んでいる。
そして、ある試算によると、8年半後には、量子コンピューターのスピードがあまりにも速くなって、解けない暗号というものがなくなり、あらゆる仮想通貨が使えなくなるという。
「どうして、暗号が解けると、仮想通貨が使えなくなるの?」
簡単に言うと、パスワードを管理しているパソコンをハッキングすることもできて、パスワードをかけることができなくなるからだと言ったら分かりやすいだろう。
「じゃあ、ビットコインとか、アマゾンギフト券とか、駄目になるのね」
それですむと思う?
「えっ、クレジットカードも駄目?」
銀行預金していたって、下ろされちゃうってことでしょ。
「そんな、現金持ち歩くの?」
ところが、その一方で、たんす預金を減らすために、日銀が、5千円札と1万円札を、廃止しようと言い出している。
「それ、本当なの?」
朝日新聞に載っているくらいだよ。
「じゃあ、経済は、どうなるの?」
私が、前から言っているように、お金という概念が、本当になくなると思うね。
「お金という概念がなくなったら、本当に、ファンの人全員とデートする、なんてことが、可能になるというの?」
それぞれの人が、もっと自分にとって本当に大切なものを守ろうとすれば、そういうことも、実現できると思う。
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と、書いた部分。
この中で、
『日銀が、5千円札と1万円札を、廃止しようと言い出している。』
というのは、この記事の肝だ。
「それはそうよね」
ところがそれを私は、
『朝日新聞に載っているくらいだよ。』
と、書いている。
「それが?」
私は、滅多に朝日新聞以外は読まないので、多分朝日新聞で読んだのだったろう、くらいで書いてしまった。
「スポーツ新聞か何かだったの?」
いや、ネットニュース。具体的には、このニュースだったんだ。
「よく、2カ月半も前のニュース、掘り出したわね。あっ、でも、太郎さんならやりかねないか」
まあ、私なら、やりかねないわけだけど、この情報のソースは、これでした。申し訳ない。
「でも、朝日新聞の記事だった、というのと、ライブドアニュースの記事だった、というので、どちらが重みがあるのかしら?」
正直言うと、アメリカの大統領までが、ツイッターでつぶやいただけで、世界の情勢や株価までが変動する世の中では、私が朝日新聞に載ってた、というより、ここにリンクを張って、ライブドアニュースに載ってた、というほうが、今の人は信じる。
でも、それは、本当は、危険なことなんだ。
少なくとも、科学で、それをやってはいけない。
「どうして? この人が、こう書いてると、リンクを張ったほうが、親切じゃない?」
全員が、そのリンクをしっかり読むのならいいんだけど、ああリンクが張ってあるならちゃんとしたソースがあるんだろうと、皆が思うようだと、科学は崩壊する。
科学はそんなに、楽をしちゃいけないんだ。
「うわー、いつもの太郎さんの科学論。『科学は楽をしちゃいけない』って、誰の言葉?」
実は、いらないと思って、もう売っちゃったんだけど、この本、
の中に、著者の森真さんが、
『涙のない学問はないと思っている』
と、はっきり書いているんだ。
「その言葉もすごいけど、なぜ太郎さん、その本、売っちゃったの?」
これは、一時の気の迷いで買っちゃった本なんだ。
ルベーグ積分って、難しいから、こっちの持っている難しい本じゃ、分からないんじゃないか? と、心に迷いがあって、つい買っちゃったんだ。
「えー、太郎さんでも、そんなに気弱になることがあるんだ。面白そう。太郎さん、その『ルベーグ積分』とかいうもの、説明してよ」
ごめん。まだ、マスターしてないんだ。
「結局分かってないんじゃない。あの本売ったの間違いよ。買い戻したら?」
いや、下の本で、今の私は、大丈夫なんだ。
しかも、この本は、古くなった版を改めて、新しく、次の本となったんだ。
「太郎さん。改訂版買ったの?」
買ってない。
「どうして?」
前の版で、私が見つけてあった誤植が、いくつもそのまま誤植のままだったから。
「えっ、太郎さんって、そこまでチェックして、本を買うの?」
だって、1,296円の『まゆゆきりん「往復書簡」』買うのとは、訳が違うんだよ。一番下の本だって、4,536円もするんだから。
「そっかー」
「ところで、聞きたいんだけど、なぜ今日、この投稿をしたの?」
それは、私のこのブログが、サイバー攻撃を受けているから。
「ゲッ、どんなことが起こってるの?」
麻友さん、後ででも良いけど、このブログのサイドバーに、私のブログへのコメントが付いたのが表示される部分があるのを、確認してごらん。
2018年3月17日から、今日20日までの、4日間で、60以上のコメントが付いている。
「どれどれ。あれっ、でも、それぞれ、違う人よ」
コメントにあるリンクはクリックしない方が良いけど、コメント自体は、見てごらん。
「あっ、全部、英語で、必ず、『cialis』って書いてある。シャーリスって何? 英語の辞書にも載ってないわよ」
それは、英語じゃないんだ。薬の固有名詞なんだ。
「麻薬か、コカイン?」
シアリスって読んで、ED(勃起不全:勃起障害)に効く薬なんだ。
「あっはっは、太郎さん、もう駄目なんだと思われたんだ」
そうみたいなんだよ。私は、今でも立つし、射精もできるんだけどね。
「でも、男の人って、何歳くらいまで、大丈夫なものなの?」
普通、70歳くらいまで大丈夫だと、言われてる。
「確かなの?」
麻友さんは、淀川さんって、知ってるかなぁ。
「映画の話になると、必ずと言って良いほど年上の人は口にするけど、1994年生まれの私には、ほとんど、分からないのよね」
じゃあ、ちょっと、説明するけど、西部劇で、『駅馬車』っていう有名な映画があるのね。
「ああ、名前は、聞いたことある」
その映画を、白黒の映画なんだけど、実は、『風と共に去りぬ』と、同じ年に撮られた映画なんだけど、片っぽはカラーで、大衆受けしそうだったんだけど、白黒で、もう時代遅れで、それを輸入しようというとき、内容から、『地獄馬車』とかなんとか、ひどい邦題をつけようと、決まってたんだって。
「それで、それで?」
そこへね、青二才の淀川長治(よどがわ ながはる)青年が、この映画の試写会の後か何かに、
『こんな素晴らしい映画に、こんな題を付けちゃ駄目だ!』
って、怒鳴り込んできて、それで、もめた後、
『駅馬車』
っていう題になった。
と、いうくらい、映画を、ほとんど気違いのように愛していた人なんだ。
こんな、話もある。
淀川さんが、チャップリンに会いに行ったとき、チャップリンを、待ってたんだ。
そして、チャップリンになんて話しかけようかと、考えていたんだって。
どうしたと思う。
「なんて、話しかけたかっていうの?」
実は、話しかけなかったんだよ。
「えっ、じゃ、黙ってたの?」
チャップリンが、映画で、やっている、あのしぐさを、いっぱいやったんだよ。
そうしたら、チャップリンが、
『私の映画をたくさん観てくれているんですね』
と言ってくれて、その後、話が弾んだとさ。
という話。
「あー、太郎さん。私のために、この話してくれてるのね」
さて、淀川さんという人が、どれくらいたくさん映画を観ているか、というのが分かったところで、1909年生まれの淀川さんが1998年に死ぬ間際、つまり88歳か89歳の頃、こんなことを言っている。
アメリカやヨーロッパの映画では、60や70になった老人が、老女の布団に手を延ばすと、老女が、『まあ!』って喜ぶ。
ところが、日本で、こういうことをやると、『いやらしい』って言われる。
がっかりですね。
もっと、外国の映画の、こういうところを、観て欲しいですね。
実は、ちょっと恥ずかしいですけど、私は、今でも、立ちますよ。
これ、大切なこと、2つ言ってるよね。
「そっかー。男の人って、いいわね。女の人って、閉経っていう現実があるのよ」
だから、子供を産むってことに、こだわらなければいいんだよ。
「でも、それにこだわっちゃうのが、女なのよ」
そういうふうに、教育ですり込まれちゃったんだって、ボーヴォワールなんかが、いくら言っても、駄目なんだなあ。
まあ、淀川さんの話にあったように、男の人は、89歳でも大丈夫なんだ。
「でも、精神の薬飲んでると、EDになるって、『統合失調症のひろば』という雑誌のマンガに書いてあったわよ」
マンガだけ読むからいけないんだよ。
っていうか、不勉強な医師が多くて困るんだけど、私が、今の先生になる前、20年くらい相手してくれてたお医者さんがいるんだけど、あるとき薬を変えましょうか、となって、薬を変えたのね。
「うん。うん。」
そうしたらね、偶然だったんだろうけど、精液の粘り具合が、ちょっと減った気がしたんだ。
それで、次回先生のところへ行ったとき、
『この薬にすると、精子ができにくくなるってこと、ありますか?』
って、聞いたんだ。
「先生なんだって?」
それがね、先生ったら、
『えっ、それ聞かれると、僕、分かんない』
って、逃げちゃったの。
「えっ、太郎さんって、お医者さんが、分からないと白旗上げるような質問するの? あっ、私に対してもそうか」
いや、多分ね、あの先生は、私が、EDになったんだと思ったみたいなの。だから、それは治せないと思って、白旗上げちゃったの。
でも、私は、ただ、精液の粘りが減ったなあ、精子のできるスピードがちょっと落ちて、精液中の精子の濃度が、下がったのかな? と思って質問しただけだったから、本当ならあの先生答えられるはずだったんだ。
「えっ、精液と精子って、違うの?」
女の人で、しかも麻友さん処女だから、知らなくても当然だけど、精液という白い物全部が精子じゃないんだ。精子は、あれに溶けてるんだ。
「あっ、そうか。DNAが入っている、あのミミズみたいなものが、精子なんだものねぇ」
そう。科学的に考えると、ものすごく良く分かる。
「私、今、科学の知識があるということが、どれほど重要か、分かったわ。数学だけが科学ではないものね」
良かった。
それで、この記事を読んで、シアリスの宣伝のコメントを書き続けている人が、書くのを止めてくれることを、祈ろう。
「3時間経ってるわよ」
よし。終了。
あっ、そうだ。
今日、麻友さんが、ブログの2回目を書いてくれたんだよね。
「ショージキに書きました」
うん。
私は
歌唱力の方は
皆無ですので
という部分、笑っちゃった。
でも、人間、正直に生きるって、気持ちの良いものでしょ。
「太郎さんの意地悪!」
じゃ、今日は、バイバイ。
「バイバイ、ツーン」
現在2018年3月20日17時39分である。おしまい。