相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

間違いに気付いたら直す

 現在2019年12月2日20時27分である。

麻友「あらっ、お誕生日!」

私「そうだよ。48歳の誕生日。もう干支が4回まわっちゃったんだよ」

麻友「そばに行ってあげたいけど、今からでは、無理ね」

私「今からでも、来てよ」


麻友「それで、気付いた間違いって?」

私「力学のブログの、『コラム~第6回 運動エネルギー~』で、



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麻友「でも、それだったら、あらかじめ、予習しておかないと」

私「まあ、全部の科目、そんなことは、できないけど、京都大学に入学したとき、『一コマ90分を1年間取って、2単位というのは、授業の前に、90分予習しているという前提があるからです』と、申し渡された」

麻友「ちょっと待って、放送大学は、45分の授業を、半年取って、2単位じゃなかった? 京都大学の1単位の重みは4倍じゃない?」

私「そういうことなんだよ。入学試験のない放送大学の学生に、京都大学と同じノルマを課したら、全滅しちゃう。私には、入ってみて分かったことが、一杯ある」



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というやり取りをしたね」

麻友「覚えているわ。太郎さんが、京都大学の自慢をしたのよ」

私「自慢と取るか、熱意と取るかは、人それぞれでいいけれど、ここでの数字に間違いがあった」

麻友「4倍じゃ、なかったの?」

私「私がいたのは、1991年から1994年までで、25年も前だった、制度が変わって、京都大学も、完全に、授業を前期・後期と分ける(これをセメスター制という)方式に、切り換えて、いるようだった」

麻友「それだと、1単位は、どうやって、取れるの?」

私「1限(90分)は、2時間(1コマ)に相当し、半年(15週)で、2単位もらえるように、なっている」

麻友「放送大学は、45分の授業、半年(15週)で、2単位だったわね。4倍でなく、2倍の重みだったということ?」

私「単位数だけで比べると、そうなんだけどね。放送大学の卒業に必要な単位は、124単位なんだ。それに対し、京都大学は、140単位必要」

麻友「じゃあ、卒業に必要な労力は、{\displaystyle \frac{140\times 2}{124}=2.2580 \cdots} 倍、ということ?」

私「だから、京都大学を、卒業しています、というだけで、オオーッ、となるの、分かるでしょ」

麻友「うーん。しかも、授業のレヴェルも高いでしょうから、簡単に単位は取れない」


私「京都大学や、東京大学のレヴェルが、高いというのは、例えば次のようなことに、表れてくる。例えば、京都大学数学科では、3回生で、代数学演義解析学演義幾何学演義、という演習の時間がある。演習とは、もちろん問題を出されて、家で解いてくるのだが、この問題の難しさが、これを解けるのなら、大学院の入試問題が、易しく見える、というほどなのだ」

麻友「3年生の段階で、そこまで、鍛えられるの?」

私「それだけじゃない。あの学年で1番数学のできた望月君や、2番の人や、川口周君たちは、2回生のときから、演義に出て、面白かった問題を、私に出して、楽しんでいた」

麻友「それじゃ、飛び級できる」

私「そうだよ、3人とも、3回生から、大学院へ行った」

麻友「そういう場合、資格はどうなるの?」

私「数学科の先生が、もし飛び級で大学院へ行って、中退すると、『京都大学中退、京都大学大学院中退』という、素晴らしい学歴が付きますので、中退しないように。と、言っていた」

麻友「恐ろしい世界ね」

私「でも、麻友さんのいる世界だって、大変だ。そうだ、明日は、麻友さんが2006年12月3日に、AKB48のオーディションに受かって、13年の日だ。おめでとう」


麻友「でも、世の中のほとんどの人は、大学へ行っても、1つよね。それに対して、両極端へ行った太郎さんは、社会の見方が、違っているわね。だから、太郎さんの話は、面白い」

私「そう思うなら、来てよ」

麻友「太郎さん、まだ、甘いわよ。女の人を、ひとり自分のものにするのは、そんなに簡単じゃないの」

私「もう寝るからね。おやすみ」

麻友「お誕生日、おめでとう。おやすみ」

 現在2019年12月2日21時39分である。