相対性理論を学びたい人のために

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結婚をシミュレート(その33)

 現在2020年4月29日14時58分である。

私「これを、待ってたのかい?」

麻友「どんな結婚式にするのか、シミュレート始めたのに、立ち消えになったじゃない」

私「今、新型コロナウイルスで、人が集まれないのに、結婚式予定していた人、どうしてるのかなあ?」

麻友「調べてみたら?」

私「そうだな。カチャカチャ──。ああ、キャンセル料が、300万円とか、元の式は、いくらだったんだろうな?」

麻友「そもそも、太郎さん。どんな式にしようと思ってるの?」

私「今までに見たことのある式と言うと、小学校入る前に、京都で母の従姉妹の式。それから、母の妹の私の叔母さんの式。このときは、確か私が、リングボーイやったんだよな。それから、妹の式と、さっきの叔母さんの娘の私の従姉妹の式と、弟の式。その5回だな。危険な病気を持っちゃったから、大人になってからは、友人のは断ってきたからな」

麻友「ああ、でも、それだけ経験があるなら、私達の結婚式も、イメージできるんじゃない?」

私「そう簡単なものでは、ないんだ。麻友さんだって、家族の誰をどこに座ってもらって、とか具体的に考え始めると、そもそも、どれくらいの規模の建物にすべきか、とかどんどん分からなくなる」

麻友「ああ、でも、一応考えているのね」

私「ずるい方法だけど、『新型コロナウイルスのために、結婚式しませんでした』というのも、考えてある」

麻友「でも、それは、私達にとっては、一番現実的よ。家族だけで、どこかでお食事して、私のウェディングドレス姿を、写真に撮って、おしまい」

私「そのウェディングドレスなんだけどさあ、2着借りられないかなあ?」

麻友「まさか、前橋汀子さんでも、招くつもり?」

私「私に限って、浮気なんてないって。2着というのはね、もう1着は、母に着せて写真を撮ってあげたいんだ」

麻友「どうして、お母様なの? もう結婚してるのに」

私「母の小さい頃のお嫁さんのイメージは、ウェディングドレス姿だったんだ。ところが、父は、キリスト教とは縁がなくて、結婚写真も、母が着物着てるんだ。『ウェディングドレス着たかったな』と言ってた。随分前だけど」

麻友「太郎さん。お母様を喜ばせるもの、一杯知ってるのね。広島のお好み焼き、若菜とはとバス、ドラマ『鉄の骨』、次はウェディングドレス。凄いわ」

私「1日に3回も、メールやりとりしていれば、自然と伝わってくるよ」

麻友「確かに、暖かい家庭に育ったというのは、信じるわ。でも、私の家族も、暖かかったのよ」

私「そういう人を、私も選んだんだよね」

麻友「太郎さんの収入と、私の収入を、勘案するに、その写真だけの結婚式が、一番現実的よ。太郎さん、考えてないようでいて、最適解を導いているんじゃない。さすが京都大学理学部中退よ」

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私「じゃあ、結婚式場選びのシミュレートは、完了かな?」

麻友「貧しいひとの気持ちを知るのも、女優には必要ね。合格」

私「良かった。じゃあ、投稿するよ」

麻友「オーケー」

 現在2020年4月29日17時04分である。おしまい。