相対性理論を学びたい人のために

まだ一度も相対性理論を勉強したことのない人は、何か一冊相対性理論の本を読みかじってみて、なぜこんなことが?という、疑問を持ってからこのブログに来てください。ブログの先頭に戻るには表題のロゴをクリックしてください

キラキラ星変奏曲(変奏4)

 現在2020年8月3日21時44分である。

麻友「入院免れたのね。良かった」

私「まだ、油断は禁物なんだ。12時40分の診察だったけど、12時から診てもらえた」

若菜「それで、リーマン・ゼータ関数の3での厳密値の話をしたのですか?」

私「いや、その前に、最近かなりハイになったり、独り言を言いながら、道を歩いている話などをした」

麻友「先生は、何て?」


京野「不安定ですね。少し薬を増やしましょうか?」

私「どの薬を?」

京野「セロクエルを」

私「どこへですか?(睡眠薬なので、日中にして欲しくないなあ)」

京野「寝る前のを1錠多く」

私「(良かった)300mgということですね」

京野「はい」


 母に向かって、

京野「危険な状態なので、様子が変だったら連絡して下さい。その場合入院です」


というやり取りが、あった。

麻友「どうして、そこまで?」

私「昨日、ブログを22時まで書いて、疲れ切って寝た。だが、今朝、1時51分に目が覚め、眠くなったら寝ようと思って、麻友さんに、ゼータ4や、ゼータ6を、どうやって求めるか、話せるようになろうと、調べていた。4時15分45秒から、『解析入門Ⅱ』のノートに、9ページに渡って、計算がある」

結弦「寝なかったの?」

私「ときどき眠くなって、ベッドへ行って、まどろんでいた。7時33分33秒に、一段落ついて、シャワーを浴びた」

若菜「その夜更かしが、まずかったんじゃない?」

私「先生に、状態が悪いというのを、見せられて良かったとも、思っている」


麻友「それで、今日も、『キラキラ』の話をしてくれるの?」

私「『キラキラ星変奏曲(変奏2)』のとき、複素数体 {\mathbb{C}} があって、まず代数的数(整数を係数とする代数方程式の根となる数)が、定義されて、{\mathbb{C}} の中で、代数的数でない数を、超越数と、呼ぶのだと確認した。補集合という言葉を用いて」

若菜「今日は、『キラキラ』の、どこを、説明してくれるんでしょう」




 昨晩は、ここまで書いたところで、睡眠薬が増えたこともあって、もうフラフラになり、着替えることもできず、ベッドで眠った。


 現在2020年8月4日8時27分である。再開。


私「8時4分まで、グッスリ眠った。さすが、セロクエル

麻友「眠れたのは、良かったわ。でも、セロクエルって、どんな薬なの?」

私「以前から、『私を、馬鹿にする薬』なんて言ってる薬だ」

結弦「馬鹿にするって?」

私「以前、保谷にいた頃から(つまり、2005年頃から)、飲んでいる薬なんだけど、夜、ブルバキとかを読んでいて、『ああ、セロクエルの時間だ』というので、セロクエルを飲むと、5分くらいで、頭の冴えが、一気になくなり、ブルバキの言葉のギャップが埋められなくなるんだ。具体的に言うと、


『この数は、有理数でないのだから、明らかに無理数である』

という文章が、あったとすると、いつもの私なら、

『当然だよな』

と思って、先に進めるのに、セロクエルを、飲んだ頭だと、

『えっと、なんで、明らかなんだっけ? なぜ有理数でないと、無理数だといえるんだろ、えっと、えっと。数学のできない人って、いつも、こういう状態なのかなあ? どうやったら救えるんだろう』


などと、なっちゃうんだ」

若菜「涙ぐましいです。数学ができない人って、いつも、そういう状態なんです。だから、数学が、嫌いになるんです。でも、そういう状態になってまだ、数学を続けるなんて、普通の人だったら、有り得ないです」

私「ああいう状態だったら、数学分からないの当然だよなあ。以前妹と弟が、数学の教科書の話をしてて、


妹「数学の教科書の問題って、解けない」

弟「『例題』っていうのは、解けるんだよね。ところが、次の『問題』って、なると、全然分からなくなる」


と言ってたけど、頭の回路が、違うのかなあ」

結弦「もちろん、お父さんは、例題も、問題も、ひとつながりで、解けたんだよね」

私「そう。大学へ行ってからは、違ってきたけど」

若菜「その、問題が解けなくなっちゃう、というのを、セロクエルが、馬鹿にした状態だと、理解したのですね」

私「そうなんだ」


私「さて、『キラキラ』に、関して、ちょっと、今言ったような、論理が追えなくなるというのに関連して、次のようなことを、書こうとしていた」

結弦「どういうこと?」

私「実数のなかで、分数で表せる数を、有理数といい、分数で表せない数を、無理数という。だから、無理数を先に定義することは、できないと話した」

若菜「そんなことも、言ってました」

私「そして、超越数に関しても、まず、複素数体 {\mathbb{C}} の中で、整数を係数とする代数方程式の根になる数を、代数的数と、定義し、複素数体 {\mathbb{C}} の中で、代数的数でない数を、超越数と、定義するのだと若菜が、気付いたのだった」


*******************************


若菜「代数的数は、整数を係数とする代数方程式の根だから、当然、{\mathbb{C}} の部分集合。そうすると、その集合の {\mathbb{C}} についての補集合が、超越数ですね」


*******************************
(『キラキラ星変奏曲(その2)』より)


麻友「ちょっと、ストップ。もう少し、具体的に、説明してよ」

私「複素数体 {\mathbb{C}} というのは、集合の記号で、{\{a+bi|a,b }は、実数{\}} と書ける集合。これは、高校生向きの表記をしたけど、大学では、普通、{\{z|z=a+bi,(a,b \in \mathbb{R})\}} と、書く」

麻友「ああ、複素数って、{a+bi} っていうのだったわね」

私「良く覚えていた。そして、これは、複素平面、つまりガウス平面ともいう、2次元の平面と、捉えられる。『ニセ学生というアイディア』という投稿で、


*******************************


 面接授業という、学費が半額の5,500円の、2日間だけの授業があって、それは、放送でなく、実際に先生の授業を受けられるんだ。それの微積分の2日間の授業が終わろうとする頃、

『先生。その、5たす3あい(5+3i)という数は、数直線上のどこにあるんですか?5の右ですか?左ですか?』

と、質問した人がいたのだ。

『おまえ、今それ聞くってことは、授業の最初から、まったく付いてこられなかっただろう。本当なら、おまえのような人間のために、放送大学の授業はあるべきだよな。』

と、私は、感じたものだった。

「ちょっと、太郎さん。どうして、今の質問が、恐ろしいのよ。そんなに、おかしな質問? 数だったら、数直線上にあって、当然じゃない。」

 麻友さんは、特待生だから、多分ちょっと言えば分かるのだろうけど、さっきの質問を、恐ろしいと感じられない人のために、説明すると、数直線と言ってるということは、数が一直線に並んでるという前提がある。だが、5+3iは、ただの数ではないのだ。複素数と呼ばれる、19世紀のあのガウスですら世間の批判を浴びるのを恐れて発表しなかったような、概念なのだ。

 麻友さんなら、複素平面(または、ガウス平面)という平面上に広がった数というのを、高校課程の初めの頃、習ったのを、覚えているのでは、ないだろうか。

複素数。ああ、ちょっと思い出した。そうか、『数直線上』って言ってる時点で、蚊帳の外に置かれちゃってるのか。本当は、平面上に数は一面に並んでるのか。」

 言っておくけど、実数なら数直線で良いんだよ。複素数だから、平面なんだよ。


*******************************
(『「ニセ学生」というアイディア』という投稿より)


というやり取りをしたのを、覚えているかな?」

麻友「あっ、やっと少し具体的になってきた」

私「そして、代数的数というのは、整数を係数とする代数方程式の根となる数。つまり、

{4x+8=0}

とか、

{3x^2+x+4=0}

とか、ガロアのブログでやったけど、

{x^3+2x^2-5x-6=0}

みたいな、係数が整数の方程式の解になり得る数のこと」

麻友「今の場合、最初のは、{x=-2}、次のは、{\displaystyle x=\frac{-1 \pm \sqrt{1-48}}{6}=\frac{-1 \pm \sqrt{47}i}{6}} 、最後のは、{(x+1)(x-2)(x+3)=0}因数分解されるから、{x=-3,-1,2} だったわね」

私「1番目の方程式を、(AKB)48としたら、2番目の方程式の計算で、48がまた現れちゃった。ねらったわけでは、なかったんだよ」

若菜「いっつも、お母さんのこと、考えているから」

結弦「でも、ガロアを、あそこまで、進めておいたのが、役立つなんてね」

麻友「一応、代数的数というのは、つかめた。それで、複素数体 {\mathbb{C}} の中の、代数的数全体の集合は、なんて呼ぶの?」


私「ただ、代数的数の全体と、呼ぶんじゃないかな。だけど、これには、別の言い方があって、有理数の代数的閉包(だいすうてきへいほう)とも、言える。閉包というのは、この場合、有理数を係数に持つ方程式の解全体を集めて、もうこれ以上代数的には、数を作れませんよ。というように、包みを閉じたってことなんだ」

若菜「今は、分からないですね」


結弦「それで、結局、補集合(ほしゅうごう)という言葉を、説明したかったんじゃない?」

麻友「複素数体 {\mathbb{C}} の中で、代数的数全体の集合の元をどけた、残りの数を、超越数というわけね。つまり、互いが、もう一方の補集合」

私「そう。そういうと、お互いが対等なんだけど、代数的数を定義して、残りを、超越数としたんだから、本当は対等でないんだ」



 ここまで書いて、流石にお腹が空いて、いつもの第1京浜のマックへ、食事に行った。朝食は、バナナ1本だったから。

 外出したため中断。


 現在2020年8月4日18時21分である。再開。

私「お待たせ」

麻友「なんか、良いことも、悪いことも、あったみたいね」

私「ちょっと、『麻友』ノートを、写すよ。


 『麻友70』のノート4149ページ

2020.8.4 13:39:10「

 昨日は、ここまで計算して、中島さち子さんの方が先行ってるなと思い({\log2} のことを、(中島さち子さんが)書いていたから、もう分かってるんだなと思って)、ブログを書く方に移ったのだった。

 今日は8時4分まで夢も見ず、ぐっすり眠った。

 昨日のブログの続き(を書き)。13時30分頃マックへ来て、これを書いた。


              」2020.8.4 13:45:32

 以上。


麻友「『麻友70』になってる」

私「昨日から、新しいノートになったんだ」

麻友「『麻友69』で、ブログに書いておくべきことは、ない?」



『麻友69』のノート4132ページ

2020.8.2 8:34:08「

 今、炭酸リチウム200mg2錠を飲みながら、これは、躁鬱病だから飲んでいるんだよな。と、思い出した。

 その瞬間、(京都大学で)学年で2番目に数学のできた、赤堀君が、大学院に行った後(大学4回生で、中退している私が、なぜ大学院の赤堀君のことを、知っているかというと、彼は、3回生から4回生になるとき、飛び級で、大学院1回生になったからである)、数学の易しい定理が、証明できなくなり、


赤堀「ヴェイユの、Basic Number Theory を読んでいるんだけど、全部必要なところは引用箇所が、書いてあるんだけど、そこ見ても、前に読んだのに、思い出せないんだ」

と、言っていた。

 そして、学生課に(相談に行くというので、)私も付いて行ってあげて、(順番を)待っている間、彼は、マンガ(の雑誌)を読んでいた。

 彼によると、相談したら、

『それは症状はっきりしているから、精神科へ行って、薬もらいなさい』

と、言われた、とのことだった。

 私に取って、炭酸リチウムって、赤堀君がもらった薬みたいなものなんじゃない? と思ったのである。

 赤堀君は、結局上手く行かず、風俗店に入り浸って、教官から、

(赤堀君の担当教官)「修士はやるけど、博士はやらないよ」

などと言われて、

「じゃあ、就職します」

と言って、サラリーマンになったそうである。

(これは、麻友さんに会う前の、2015年3月22日の『がっかりとやった!』という投稿で、書いたことだね)

 私だったら、自殺してたかも知れない。

 リーマス(炭酸リチウムの薬の名称)を飲んでいるから、おかしくなった状態にならなくなったのかも知れない。


                  」2020.8.2 9:08:52
 以上



 これを、なぜ、記述したかと言うと、炭酸リチウムが、私に取って、麻薬や、大麻のようなものに、なっている可能性があるということ。元プロ野球の巨人の、清原が、覚醒剤所持で、逮捕されたが、清原の場合も、私の『おかしくなっている状態』みたいなのがあって、自分だけでは、制御できず、覚醒剤に手を出したのかも知れない。そう思うと、気の毒ではある。

 私の様に、精神科に入院でもすれば、良い薬を処方してもらえたかも知れないが、精神科入院となると、野球選手生命が、絶たれたかも知れないから、どうなんだろう。精神科の閉鎖病棟って、普通の人が、考えているところとは、全然違うんだけどな。


麻友「どういうところだというの?」

私「出演回数が、かなり多くなっているのだが、精神科の事務の人を、『スカート、ひらり』という投稿で、描いている。最後に近い、この部分である。


*******************************


 横浜市立みなと赤十字病院では、看護婦も看護士も全員がズボンを穿いていた。

 私は、入院してすぐ、ナースセンターのガラス越しに見ていて、15人くらいいる中に、1人だけ、スカートを穿いていて、素肌の見える女の人がいるのに気付いた。

 その後も何日も見ていて、時々2人になることを発見した。

 それから、しばらくして、その人が私のところへ、医療費のことを説明しに来たとき、色々なことを聞いた後、

「病棟でスカートを穿いていて、素肌が見えるのは、この服装の人だけなんですよね。」

と話した。

「これは、事務の人間の制服なんです。」

と、応えてきたので、

「2人いらっしゃることも、ありますよね。」

と聞くと、

「会計の人も、同じような服装です。」

と、教えてくれた。

 それで、

「スカートめくり、なんていうものがあったように、女の人の素肌が見えると嬉しいんですよね、男の人にとって。」

と話した。

 こういうことをしゃべっても、それが、全然いやらしくならないのは、私の女の人を見る目が、そういう行為を思い浮かべないからだ。イエス様が、心に姦淫を犯している、というような見方を、私はしない。いや、出来ないのだ。だって、実際にやったことがないんだもの。アダルト・ヴィデオを見ても、それを、本物の女の人の上に重ねることは出来ない。

 だから、私の女の人を見る目は、自然なのだ。

 私は、その事務の女の人に、プレゼントとして、

「コーディネートは、後ろをorとすると、コーディネーターですが、coodinateは、数学では、(2,3)や(0.5,3.6)みたいな座標のことなんです。ちょっと覚えておいて下さいね。」

というものを差し上げたのだった。

 私は、いつも、私からしか受け取れないプレゼントを、渡すようにしている。


 スカートの下にほんのチラッと素肌が見えるだけで、ほっとするほど、精神科病棟というところは、完全な管理の下に置かれていたのである。
 みんなが、つまらない、つまらない、というのも、無理なかった。



*******************************
(『スカート、ひらり』という投稿より)



麻友「これは、精神科病棟が、良いということに、ならない」

私「慌てては、いけない。これは、2014年11月11日から、2015年1月15日まで、入院していたときのことだ。その後、麻友さんを知り、2015年9月16日から、10月24日まで、精神科2回目入院(コンサートに行かれなかったとき)、それから、2018年2月19日から3月2日まで、盲腸のため飲んだ薬を吐いていたので、おかしくなり入院、精神科3回目入院。そして、一番最近の、2018年10月11日から11月22日までの入院(麻友さんの First Contact のコンサートで、コンサートの出来を、100点満点の採点で、1000点だと点数を付けた記事(『えなりかずきさんに感謝』という投稿)を書き、医学機器を作ろうって、張り切りすぎて、入院したとき)。この2018年の10月~11月のとき、それは起こった」

麻友「前置きが、長すぎよ」

私「入院中のある日、夕食後、デイルームで、私がひとりで、ノートに数式を書いたりしていたら、あの事務の人が、次の週の献立を書いた、紙を貼りに来た。私は以前、その人から、ホッチキスで紙を貼る方法を、習ったのだった。中学生などが、イタズラで、人に向けて、ホッチキスを、バンバン飛ばすのと同じように、手で下に持つ方を、完全に開いて、針が出て来る部分を、紙に当てて、バンと押すと、ホッチキスで、紙が貼れるのだ。そのことを、以前教わったのを、思い出し、


私「それ、素晴らしい発明ですよね」

事務の人「そうですね」


 私は、こんな話を、始めた。

私「私には、妹がいるので、小さい頃、男の子向けの、アニメだけでなく、女の子向けのアニメも、観ていたんです。良く覚えているのは、『花の子ルンルン』というアニメで、最終回は、観ていないんですが、あの、セルジュさんだったかな? と、ルンルンが、結婚するのかな? まあ、今更、『花の子ルンルン』の最終回観ても、しょうがないけど」

事務の人「今更、ですよね」

私「あの話の中で、1回、悪い男の子が、道に、たこ糸か何か張って、ルンルンを、転ばせる。という話が、あったんですね。あれを、観ていて、『女の子がいじめられて、助けなきゃ』という思いと共に、『綺麗な女の子、いじめられて、ざまーみろ』と、いいますか、気持ちの良くなるという、感情もあって、その晩、布団のなかで、その場面を、色々設定変えて、楽しみましたね。私には、その日だけのことでしたが、こういうことを、もっともっとやりたい、という人が、なんとかクラブ、みたいなところに、通うのかも知れませんね」

事務の人「私は、そういうところには、行ったことがないので、分かりませんが」

 ここで、音痴の私が、歌ったのだ。

私「♪アカシアの、アーチを抜けて、歩いて行きましょう~」

 すると、事務の人が、引き取って、

事務の人「♪私は、花の子です。名前はルンルンです。いつかは、あなたの住む町へ、行くかも知れません、この後は、ルル、ルン、ルン、ルンの繰り返し」

と、歌ってくれたのだ。46歳の男の人の前で、独唱してくれるなんて・・・」

麻友「太郎さん、入院しているって、言ってたから、酷い目に遭わされているのかと、思ってたけど、幸せだったのね。この動画が、『花の子ルンルン』のオープニングなのか」

花の子ルンルン』オープニング
花の子ルンルン_op


麻友「この歌ね。分かるわ。『プリキュア』シリーズなどができる、遙か前の、女の子のアニメね」


私「精神科に入院するって、気違いだと、宣告されるのとは、違うんだよ。分かるでしょう?」

麻友「そこも、閉鎖病棟ということは、カギが掛かってるの?」

私「それは、当然だよ。ただ、初期でも、看護士さんか、看護婦さんに、付き添ってもらえば、出られる。退院間近なら、受付に声を掛けて、外出時刻と行き先を、きちんと書けば、1人でも、外出できる。まあ、病院内だから、コンビニか図書室しか行き場はないけどね」

麻友「太郎さんなら、図書室が楽しみでしょうけど、普通の人なら、退屈するわね。でも、精神病院っていうか、気違い病院って、周りの人が、入ったことないのに、勝手に想像して、気違いの行くところだと思ってるだけだったのね。太郎さんの心が、気違いとは思えないほど、素直な人に思えている、理由も分かったわ。あっ、でも、もうシンデレラの帰る時間よ。薬を飲んで、寝なきゃ」

私「薬、もう飲んだんだ。だから、最後の20行くらいは、明日の朝、何書いたか、覚えてないと、思う。明日、起きたとき、パソコン立ち上げて、『こうしたのか~、まあ、良いでしょ』と、なるでしょう」

若菜「あの歌の話、すごい秘密を知った気分でした」

結弦「他の、精神病院も、同じようなところなのかな?」

麻友「考えてみると、人間が管理しているんだから、人のこころの温もりは、あるかもね」

私「じゃあ、解散」


麻友「さっきの悪いことも、あったというのは?」

私「洗面所の電球が、切れちゃったんだよ」

麻友「そういうことか、それくらいで、良かった」

私「じゃあ、おやすみ」

麻友「おやすみ」

 現在2020年8月4日22時32分である。おしまい。