相対性理論を学びたい人のために

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駆け落ちのシミュレート(その30)

 現在2021年8月15日21時24分である。(この投稿は、ほぼ5589文字)

麻友「8月8日以来、投稿なかったわね」

私「8月11日に、15時半の渡辺歯科の予約を、起きられずに、行かれなかったほどで、鬱状態だったように、思う」

麻友「シミュレートは?」

私「麻友さんが、『マユユロイドでなく、私の身体を、あげるわ』と、言ってくれたところまでだったね」

麻友「そもそも、統一理論ができつつある。という話だった」

私「統一理論の話になったのは、若者は、野望を抱かないようでは、駄目だ。という話だったからだ」

麻友「若者が、暇つぶししているようでは、駄目だ。ということね」

私「女の人には、聞きにくいことを、聞ける、婦人科というものがあるのに、男の人には、そういう悩みを聞ける人がいない。という問題も、指摘していた」


麻友「そこで、私が、真性包茎というのが、なんで問題になるの? と、聞いた。それで、太郎さんが、ズボンとブリーフを脱いで、人体解剖図と、本物を、見せてくれた。そこから、迷走したのよね」

私「そうだ。真性包茎というのは、そんなに、簡単には、説明できないんだ」

麻友「包茎と言うんだから、陰茎と、関係あるのよね」

私「まず、見せるけど、生まれてから12歳くらいで、精通するまで、男の人の陰茎の頭部(形がカメの頭に似ているので、亀頭(きとう)というんだけど)は、皮を被っているんだ。こういう風に」

麻友「あっ、その下のたるんでる皮膚が、被さっているの」

私「それが、12歳くらいになると、多くの人の場合、段々と、被さっている皮膚を、下に巻き上げて、亀頭を露出できるようになるそうなんだ」

麻友「そうなんだ。ということは、太郎さんは、そうならなかったの?」

私「うん。包んでいる皮の、おしっこの出る穴が、いつまで経っても、大きくならなくて、亀頭を露出できるようにならなかったんだ」

麻友「それが、真性包茎なの?」

私「そう」

麻友「そうだとすると、どうなるの?」

私「勃起して、女の人の膣内で、射精しても、ピュッ、と、飛ばないわけでしょ。皮をくぐって、ドロッっと出てくるわけだから、妊娠率は、もの凄く下がるわけだよね」

麻友「それは、若い男の人には、深刻な悩みになるわね」


私「ただ、私が、こんなに詳しいのは、前にも書いたように、父に感謝すべきことなんだ」

麻友「どういうことなの?」

私「小学校6年生頃、一緒にお風呂に入っていて、私が真性包茎だと気付いた父が、母に、手術を受けさせるように言ったんだ」

麻友「どんな、手術を、受けるの?」

私「手術自体は、簡単で、亀頭に被っている皮を、切り開くことなんだけど、麻酔するから、そんなに痛くはない。ただまあ、敏感なところだから、半年くらいは、パンツからの出し入れも痛かったりする」

麻友「なんだ、陰茎の方も痛いんじゃない」

私「性行為って、最初は痛かったのが、段々快感になってくるって、そういうものじゃない?」

麻友「そうなのかしら?」

私「真性包茎でなくても、仮性包茎というものが、ある。現在の私は、この仮性包茎の状態なんだ」

麻友「仮性包茎というのは?」

私「亀頭に、以前被さっていた、包皮を、手で、また被せられるし、被さっている包皮を、剥がすこともできる状態」


麻友「それで、どうしてそんなに包茎が、問題になるの?」

私「世の中の男の人の中には、真性包茎の人が、かなりいるのに、お医者さんのどこの科にかかれば良いか分からなくて、恥ずかしくて、言い出せなくて、クヨクヨ悩んでいる人が、かなりいるんだよ」

麻友「ああ、男の人も、そんな風に、クヨクヨ悩んでいるのね」


私「この、男の人の悩みにつけ込んで、悪いことをした例が、2千年以上前からある」

麻友「えっ、旧約聖書?」

私「そう。私は、旧約聖書は、出エジプト記までしか読んでないので、余り詳しくないのだが、旧約聖書の創世記の34章に、


旧約聖書 創世記 第34章

シケムでの出来事

あるとき、レアとヤコブとの間に生まれた娘のディナが土地の娘たちに会いに出かけたが、その土地の首長であるヒビ人ハモルの息子シケムが彼女を見かけて捕らえ、共に寝て辱めた。シケムはヤコブの娘ディナに心を奪われ、この若い娘を愛し、言い寄った。更にシケムは、父ハモルに言った。
 「どうか、この娘と結婚させてください。」
 ヤコブは、娘のディナが汚されたことを聞いたが、息子たちは家畜を連れて野に出ていたので、彼らが帰るまで黙っていた。シケムの父ハモルがヤコブと話し合うためにやって来たとき、ヤコブの息子たちが野から帰って来てこの事を聞き、皆、互いに嘆き、また激しく憤った。シケムがヤコブの娘と寝て、イスラエルに対して恥ずべきことを行ったからである。それはしてはならないことであった。ハモルは彼らと話した。
 「息子のシケムは、あなたがたの娘さんを恋い慕っています。どうか、娘さんを息子の嫁にしてください。お互いに姻戚関係を結び、あなたがたの娘さんたちをわたしどもにくださり、わたしどもの娘を嫁にしてくださいませんか。そして、わたしどもと一緒に住んでください。あなたがたのための土地も十分あります。どうか、ここに移り住んで、自由に使ってください。」
 シケムも、ディナの父や兄弟たちに言った。
 「ぜひとも、よろしくお願いします。お申し出があれば何でも差し上げます。どんなに高い結納金でも贈り物でも、お望みどおりに差し上げます。ですから、ぜひあの方をわたしの妻にください。」
 しかし、シケムが妹のディナを汚したので、ヤコブの息子たちは、シケムとその父ハモルをだましてこう答えた。
 「割礼を受けていない男に、妹を妻として与えることはできません。そのようなことは我々の恥とするところです。ただ、次の条件がかなえられれば、あなたたちに同意しましょう。それは、あなたたちの男性が皆、割礼を受けて我々と同じようになることです。そうすれば、我々の娘たちをあなたたちに与え、あなたたちの娘を我々がめとります。そして我々は、あなたたちと一緒に住んで一つの民となります。しかし、もし割礼を受けることに同意しないなら、我々は娘を連れてここを立ち去ることにします。」
 ハモルとその息子シケムは、この条件なら受け入れてもよいと思った。とくにシケムは、ヤコブの娘を愛していたので、ためらわず実行することにした。彼は、ハモル家の中では最も尊敬されていた。ハモルと息子シケムは、町の門のところへ行き町の人々に提案した。
 「あの人たちは、我々と仲良くやっていける人たちだ。彼らをここに住まわせ、この土地を自由に使ってもらうことにしようではないか。土地は御覧のとおり十分広いから、彼らが来ても大丈夫だ。そして、彼らの娘たちを我々の嫁として迎え、我々の娘たちを彼らに与えようではないか。ただ、次の条件がかなえられれば、あの人たちは我々と一緒に住み、一つの民となることに同意するというのだ。それは、彼らが割礼を受けているように、我々も男性は皆、割礼を受けることだ。そうすれば、彼らの家畜の群れも財産も動物もみな、我々のものになるではないか。それには、ただ彼らの条件に同意さえすれば、彼らは我々と一緒に住むことができるのだ。」
 町の門のところに集まっていた人々は皆、ハモルと息子シケムの提案を受け入れた。町の門のところに集まっていた男性はこうして、すべて割礼を受けた。
 三日目になって、男たちがまだ傷の痛みに苦しんでいたとき、ヤコブの二人の息子、つまりディナの兄のシメオンとレビは、めいめい剣を取って難なく町に入り、男たちをことごとく殺した。ハモルと息子シケムも剣にかけて殺し、シケムの家からディナを連れ出した。ヤコブの息子たちは、倒れている者たちに襲いかかり、更に町中を略奪した。自分たちの妹を汚したからである。そして、羊や牛やろばなど、町の中のものも野にあるものも奪い取り、家の中にあるものもみな奪い、女も子供もすべて捕虜にした。
 「困ったことをしてくれたものだ。わたしはこの土地に住むカナン人やペリジ人の憎まれ者になり、のけ者になってしまった。こちらは少人数なのだから、彼らが集まって攻撃してきたら、わたしも家族も滅ぼされてしまうではないか」とヤコブがシメオンとレビに言うと、二人はこう言い返した。
 「わたしたちの妹が娼婦のように扱われてもかまわないのですか。」

 以上 聖書 新共同訳 ー 旧約聖書続編つき

 共同訳聖書実行委員会 1987,1988  58~59ページより


という話がある」

麻友「あれっ、割礼というのが、包茎手術?」

私「実は、ユダヤ人というのは、通過儀礼で、生まれて8日後かな? に、強制的に包茎でなくしてしまう。モーゼが、割礼を受けてなくて、主に殺されそうになるというエピソードも、旧約聖書にある。いずれにせよ、ユダヤ人は、周りの男の人たちより、悩みが1つ少ない」

麻友「でも、やっぱり痛いんじゃない」

私「手術して1年くらいは、ちょっと手が触れただけで、勃起してしまうほど、敏感だ。少なくとも、若者と言えるほどの男の人の場合、睾丸と陰茎は、触るとそれぞれ違う種類の痛さを感じる。そして、一方の陰茎の方への刺激は、射精に至る快感になっていくのと違い、睾丸の方は、快感にはならず、いつまで経っても痛いだけである」

麻友「こんな、真性包茎の講義が受けられる女の人は、女医さんでもなければ、少ないわね」

私「父は、そういうことを、恥ずかしがり始めるぎりぎり前で、手術させたんだよね。私は、手術受けたとき、このおしっこの通る、同じ管を、精子が通るなんて、知らなかったから」

麻友「精子が、通るって、全く、おしっこと同じ管なの?」

私「そうだよね。生命も、無駄を省いたよね。女の人は、尿道と膣は、違うのは、赤ちゃんに尿をかけないためなんだろうけど、男の人の場合、膀胱と精巣から来た管が、もう陰茎に入る前の段階から、一緒になるんだよね。ただ、そこで、チョンボして、手を抜いたために、おしっこを通すか、精子を通すか、という信号の役割をしている、前立腺という器官が、年取ると不調になって、尿が出にくくなったりするらしい」

麻友「あっ、それは、知ってる。前立腺肥大症って、言うのよね」

私「そう。2年くらい前だったかなあ、残尿感が、かなりあるので、京野先生にその話をしたら、泌尿器科の予約を取ってくれて、診てもらった。私は、麻友さんへの恋情で、性欲が溜まって、そういうことになっているのかと思ったけど、前立腺は、異常ありませんということだった」

麻友「そうなのよ。男の人に取っては、婦人科の代わりは、泌尿器科なのよ」

私「もうちょっと、マシな名前にできないのかな?」

麻友「太郎さんは、前立腺は、大丈夫なのね」


私「あっ、そうか。あの頃からなのか」

麻友「何が?」

私「オオカミにならないから、安心して見てて。山田詠美の話したあたりから、ムード壊れちゃってるよ。音楽かけて良い?」

麻友「もちろん」

♪~

麻友「あっ、クロイツェルソナタ

私「分かってるね。激しい恋の思いだよ」

麻友「見ててって?」

私「これがねっ、ティッシュペーパーを、2枚くらい取って、重ねて置いておく。麻友さんは、『太郎さんは、頭の中で、どんなことを考えているんだろうな』と、想像してて。絶対当たらないけど」


~あるまじき空想とも妄想とも取れる想像と、マッサージ~(2分)


私「見て」

麻友「そんなところに、ティッシュペーパー置いてあって、大丈夫なの?」

私「ほら、こういう風に、あの2年前の頃から、ピュッと、飛ばなくなっちゃったんだよ」

麻友「太郎さん、真性包茎じゃないのに、ドロッと出てきた。と、いうことは、太郎さんは、妊娠させられないということ?」

私「膣内で出せば、確率は低いけど、妊娠するだろう。ただ、今までの勉強で分かっているように、女の人と男の人とが、同時にクライマックスに達するというのは、幻想。しかも、それは、射精した瞬間に得られるとは、決まってない。セックスを楽しんでいる夫婦は、それぞれ自分なりの楽しみ方を、見つけた人たちだ」

麻友「太郎さんの子供は、産めないのか。シュン」

私「モーツァルトの奥さんのコンスタンツェは、モーツァルトに死別した後、再婚して、幸せに生きたそうじゃないか。麻友さんも、私だけをパートナーに限定することは、ないよ」

麻友「ピュッと、飛ぶときというのは、どれくらい飛ぶの?」

私「水平距離で、3メートルくらいは、飛ぶはず。今、ドロッとなるようになった原因は、本当は、分からない。でも、麻友さんを妊娠させたいと、私は思ってないから、むしろ、いいんじゃないかな」

麻友「現実的にはそうね。太郎さん自身、鎌倉のとらいむの所長さんに、『結婚はしても良いけど、子供を産むのは大変よ』と、言われてたわね。太郎さんって、周りを巻き込んで、自分の望んでいる方へ持って行っちゃう人よね」

私「今回の投稿は、8月15日に書き始めて、8月18日まで、4日間かかってしまった。駆け落ちしているからこそ、見せられるものもあった」

麻友「クロイツェルソナタ聴きながら、どんな妄想に耽ってたの?」

私「それを話すには、まだ日が浅い」

麻友「面白かったわ。おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2021年8月18日22時55分である。おしまい。